役員が持ち回りで近況報告や最近の思いを綴ります。
第8回目は加藤幹事より寄稿いただきました。お楽しみください。
水野南北の教えー開運の鍵は食の節制にあり
特にダイエットしようと思い立ったわけではないですが、ここ2~3年で私は体重が相当減りました。BMIで言うと最も重かったピーク時から5.5ポイント減です。久々に会う人からは、病気だと思われ「大丈夫?」と言われ、少々閉口しています(苦笑)
ただ特に強い動機はなかったものの、節々で健康を意識する機会はあったように思います。まず1つは整腸剤。これは試供品をたまたま飲んで、お腹の調子がよくなったことがあり、これがきっかけで「腸活」に俄然興味が湧いてきました。王道のビオフェルミンから始めて、実は腸内細菌にも様々あることがわかり、酪酸菌が入っている強ミヤリサン、ビオスリーやビール酵母等々を飲み比べてみました。またプレバイオティクス(腸内細菌の活動を誘発する食品)も大事と聞いてゴボウのような繊維質のあるものを食べ、イヌリン、デキストリンも摂取するようになりました。また疑似コーヒーとしてチコリを焙煎したものを見つけ、「これはいい」と飲み始めました。あげくには自分の腸内フローラがどうなっているのか気になったので、こちらも調べてみました。
こう言った調子で「健康オタク」の域にも達しようとしているところ、さらに輪をかけたのが、2つ目の要素、「水野南北」の教えです。
水野は江戸時代の人相占い師で、若いころは相当なワルだったようです。それが自身の死相を指摘されて、仕方なく節食、結果、生きながらえたとのこと。そして、人相占いの道を歩んだものの、たどり着いたのは、人相よりも、「何を食すかが大事」で、節食こそが開運をもたらすと言う思わぬ方向への結論でした。一見すると乱暴な結論で、「本当かよ」と言いたくもなりますが、詳細を知ると「なるほどね」と納得するところが多いです。
確かに現在の人間は飢えで死ぬことは考えにくく、病気の原因はもっぱら過食にあることは疑いの余地はありません。健康が幸運の十分条件ではなくとも、少なくとも必要条件ではありそうです。となると節食→健康→幸運の方程式は十分説得力があると思います。
節食による開運と言うのはなかなかにユニークな視点で、私はすっかり気にいりました。実証実験は道半ばですが、身を以てこの考えを立証しようと今日も腸活に励んでいます。
【参照】
だまってすわれば https://x.gd/7Fb1q
南北相法極意 https://x.gd/tY8jq