第17回会員大会(11/24)開催報告

2024年11月24日(日) に上智大学四谷キャンパス、ソフィアンズクラブにて第17回ものづくりソフィア会会員大会を開催いたしました。現役の学生9名を含む37名の参加をいただき、基調講演・懇親会・二次会を通して会員間の交流を図りました。

一つ目の基調講演は、大竹茂様(1975外・蘭)より『ラテンアメリカ50年、個人的体験とものづくり』というタイトルで、大竹様がラテンアメリカと関わってきた半生についてお話しいただきました。軍事政権下のアルゼンチンや治安が悪いペルーで過ごした危険と隣り合わせの生活、国際協力の現場話、ラテンアメリカの人たちとの温かい友情など、実体験に基づいたエピソードは実に興味深く、皆引き込まれて聞き入っていました。また大竹様が趣味で収集した土器や線刻画拓本を会場にご持参いただき、それらについてもご紹介いただきました。

二つ目の基調講演は東京都立産業技術高等専門学校教授 若林良二様(87理・電)より『15歳からの宇宙開発への挑戦』というタイトルで、15~22歳の高専学生たちが5年をかけて小型人工衛星を開発した実話をご紹介いただきました。予算やリソースが限られた環境で、外部の連携や協力を取り付け、創意工夫しながら手作りで衛星を開発した過程は非常に感動的でした。陰で色々ご苦労されたであろう指導教員の若林様の情熱と指導力にも感心いたしました。

講演に続き、ソフィアンズクラブのラウンジで懇親会を開催いたしました。その際にソフィアレーシングより学生フォーミュラ日本大会2024のレースの報告会がありました。EV車として好成績を修めたこと、省エネ部門やスポーツマンシップ部門で表彰されたとの報告に大きな拍手が送られました。二次会は四谷の居酒屋に場所を移し、引き続き会員同士の交流や情報交換が和気あいあいと行われました。お陰様で第17回会員大会も大盛況の内に終了いたしました。ご参加いただいた皆様には誠にありがとうございました。

次回の会員大会は2025年5月25日(日)のオールソフィアンズフェスティバルに合わせて開催を予定しております。またお会いできることを楽しみにしております。

 

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