会員紹介 伴規夫様

会員の伴規夫様よりご寄稿いただきましたので紹介いたします。

 

ものづくりソフィア会参加して  「ものづくりとは人づくり」に感銘

増田会長からお誘いがあり、第15回大会に参加させて頂きました。1981年(昭和56年)法学部法律学科卒の伴規夫です。4年生の時に1年間米国ウィスコンシン州立大学に交換留学をした為、入学は1976年ですが、卒業は1年遅れとなりました。

卒業後、某都市銀行に入行し、国内外で約30年勤務しました。入行後約20年間は、主に資金・為替ディーラーとして、本社のディーリングルームに加えて、シカゴ、マドリッド、シンガポール支店での勤務を通じて国際金融業務に従事しました。後半の10年は、国内銀行業務に従事し、横浜支店長と広尾支店長を経て、一般企業に出向・転籍となりました。最初の出向先の製缶機械を輸入する商社では営業以外のすべてを統括する業務執行役を務めた後、電子機器の設計会社に転籍しましたが、60歳定年退職を機に、㈱東鋼にご縁があり、参与として現在に至っております。

学生時代はESSに所属して、顧問であり、当時理工学部化学科の講師でいらしたHowell神父には大変お世話になりました。卒業後は、同神父の司式によりクルトゥルハイムで結婚式を挙げました。Howell神父は、後に理工学部物質生命理工学科教授、上智短大学長になられましたが、突然の病により2012年7月に帰天されました。神父でありながら、化学を専門に生涯を通じて真実を探究された姿勢には、ただただ敬服するばかりです。話しは飛びますが、その後、私の長女も上智法学部環境法律学科を卒業するというご縁がありました。

さて、私の経歴からして、ものづくりというよりも金融関係なので、ものづくりソフィア会に私自身がマッチするのかよく分かりませでしたが、今回参加させて頂き、「ものづくりとは、人づくり、出会いづくり、仲間づくり」であること、また、理系も文系もない、現役もOBもない、上も下もない、枠を取り払って、会長のお言葉ですが、”ときの宝”をみんなで築こうとするものであることが、大変よく分かり、いたく感銘を受けました。

私は、これまでの仕事を通じて、数えきれないほどのお客様にお会いし、会社訪問を行い、従業員や役員の方々に接して参りました。その経験の中で、「いい人だな」とか「いい会社だな」と思う時は、必ず「明朗」「意欲」「謙虚」がバランスして、そのバランスの中に必ず「真(信)」があります。今回のものづくりソフィア会に参加させて頂き、改めてこの思いを強めた次第です。

因みに、私の趣味は、ゴルフです。山梨と神奈川の県境にあるゴルフクラブのメンバーで、分科会委員を務めています。ただ、ほとんどのクラブ競技会やイベントが、日曜日開催であるため、このものづくりソフィア会の開催と重なってしまうのではないかと、いささか心配しています。最後に蛇足ですが、休憩時間に自販機で買った水が「上智大学」であったのには感激しました。本当に美味しかったです。(写真添付)

昭和56年 法学部法律学科卒  ESS OB
伴 規夫

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