会員紹介 守屋敦志様

会員の守屋敦志様よりご寄稿いただきましたので紹介いたします。

 

「アジアで会得した心得」

NTTデータ グローバルソリューションズ 世界戦略室
(1985年外国語学部比較文化学科卒)
守屋 敦志

『やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。』
連合艦隊司令長官 山本五十六氏の名言です。日本人同士でも、上司や先輩の立場でこれを信念に持ち、若手部下や後輩に接する事が出来ている人って実は中々お会いする事がありません。80年代から東南アジア担当で、営業ではなくSEとしてお客様の基幹業務システムを構築・導入するプロジェクトを、現地グループ会社社員とお客様企業の現地社員と切磋琢磨しながら、何とか無事に契約通りに本稼働させるところまで到達しなければならない仕事を35年以上やってきました。最近つくづく思うのは、一緒に仕事する相手がどの国の出身で、どんな宗教を信じていて、どんな教育を受けた人とでも、出来るならば、それがグローバル人材になったという証ではないかと思います。

この名言には、続きがあるのをご存知でしょうか。
『話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。』
日本人同士でも、上司や先輩として部下や後輩に、このように実践出来る素敵な人になる事は相当ハードルが高い目標ですが、グローバルに展開する多国籍なビジネス環境では、完璧に実行出来てなくとも心掛けるだけでも、ずいぶん結果は違って来るのではないかと想って、私自身も日々いろいろな国出身の外国籍社員と協働作業しています。

「会員紹介 守屋敦志様」への1件のフィードバック

  1. 私も大好きな格言です。
    手帳に貼って、時々読み返してます。また、読み返したいと思います。ありがとうございました。高橋

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