11月の会員大会でご講演いただいた若林良二様よりご寄稿いただきましたので紹介いたします。
講演を終えて(87理電電・若林良二)
この度は懐かしい母校にて講演させて頂く貴重な機会を与えて下さり、改めて心より御礼申し上げます。35分で纏めるには盛り込みすぎて中途半端な説明になりお恥ずかしい有り様と反省しています。それでも熱心に耳を傾けて下さった皆さま方、ご質問頂いた方々に深謝申し上げます。
あの超小型人工衛星の開発に関わったOB/OGの半数近くが宇宙開発関連のお仕事に就いていると思います。中には、つい最近の宇宙探査機はやぶさが戻ってくるときの管制をしたOBもいて、大変嬉しいことでした。https://www.metro-cit.ac.jp/student/ob_h30_04.html
別なOBは私と同じ職場に戻って准教授になっていたり、またその同級生は米子高専准教授で高専衛星の次号機(複数の高専の共同による高専衛星-3)開発に携わっていたりと、本校での彼ら教育に携わった者として大変頼もしく自慢の種でもあります。
当日の参加者に電電の方はいないかもしれないと伺っていましたが、2名の電電の先輩方にお会いすることもできて、懐かしい上智電電の先生方のお話に花が咲き、大変楽しい懇親会でもありました。清水先生も電電の先生方にお詳しく、興味深いお話を伺うことができました。
現役学生さんたちのフォーミュラカーの開発も大変興味深く、チームメンバーのご苦労が手に取るように伝わってきました。「人形劇断チロリン村」という当時のサークルで行っていた小学校の工作のような人形作り・大道具小道具作りとは比べ物にならないハイレベルなサークル活動で羨ましい限りでした。
でもでも、人形劇も夢のあるものづくりですので、小林幹事長によるチロリン村でのものづくり活動のお話などを拝聴したいとも思います。当時の活動写真があまり残っていないかもしれませんが、実現の際には是非ともサークルOB/OGに声を掛けて写真を集めたいと思います。
また都合がついた折には、参加・聴講させて頂ければと思います。この度はいろいろとお世話になり大変ありがとうございました。