会員紹介 井川大輔様

会員の井川大輔様よりご寄稿いただきましたので紹介いたします。

 

アフターコロナのインド

2004年文学部英文学科卒業の井川と申します。2004年に株式会社MOLDINO(旧日立ツール株式会社)に入社、2005年からインド担当となり、インドとの付き合いはもう少しで20年近くとなります(2008年~2012年までグルガオン(現グルグラム)に駐在しておりました)。

最近では、2022年8月、2023年1月、6月とインドを3度訪問しました。現在は入国時に新型コロナウィルス(以下、コロナ)に関する規制はありません(運悪くランダムで選ばれた場合に、着陸後にPCR検査を受ける必要がありますが…)。

今年1月、IMTEX 2023というインド南部バンガロール(現ベンガル―ル)にて、2年に1度行われる、日本のJIMTOFに相当する国際工作機械展がありました。前回は2020年に開催されましたが、コロナの影響により2022年度は延期され、2023年1月19日 から25日の間(7日間)、3年ぶりに開催されました。5ホール、77000㎡の規模で、20カ国以上から1,000社弱が出展しました。省エネ、省人化、IoT、電気自動車(EV)向け製品などのトレンドがPRされていました。

コロナの影響を全く感じさせず、来場者が大変多く(最終的に約9万6千人の来場者!)場内を歩くのも困難なほど、土日は両日ともに2万人を超え大盛況でした。中でも「Make in India」の掛け声のもとインド工作機械メーカーのブースが大変目立っていました。入口にマスク着用の案内がありましたが、ほぼ誰も着用しておらず、インドはコロナ前の雰囲気に戻っている様子でした。

インドは今年中には中国の人口を抜き世界1位になるというのニュースがある(すでに超えた?)ほど、大きく成長している国です。「Incredible India」の今後が楽しみです。

*8月4日~11日でインド出張してまいりましたが、帰国後に41℃以上の高熱を発症し、救急車で病院に運ばれました。結果、レジオネラ肺炎という病気でしたが、お盆休みを病院で過ごすことになってしまいました。改めてインドの過酷さを再認識した次第です。

 

IMTEX2023の様子(写真)

   

 

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール